「しば漬け 食べたい」
そんなフレーズが、四半世紀以上前のテレビCMにありましたが…
「しば漬け 作りたい」
京つけものでもあるしば漬けは、夏野菜と赤紫蘇を塩漬けし乳酸発酵させた漬物で、作るのにとても手間がかかります。また赤紫蘇を使うため春のかぎられた時期にしかつけることができません。
でも梅干しを漬けたときにできる紫蘇梅酢を使えば、梅酢の酸味と赤紫蘇の香りがきいたしば漬けを、いつでも、簡単に作ることができます。
紫蘇梅酢が残っていたら、「しば漬け」作ってみませんか。
しば漬けの作り方
材料と道具
材料
作りやすい分量です。
- なす 2本
- きゅうり 2本
- みょうが(あれば) 2個
- しょうが(あれば新しょうが) 1かけ
- 紫蘇梅酢 200mL
- みりん 200mL
梅酢とみりんは同量で、野菜が浸る程度あれば大丈夫です。
梅干しを漬けたときにできる乾燥させた赤紫蘇を一緒に漬けても、おいしくできます。
道具
- ジッパー付き保存袋Lサイズ(厚手で丈夫なもの)
作り方
- なす・みょうが・きゅうりを切ります。
なす・みょうがは、縦半分に切り、それを5mm厚くらいの斜め切りにします。
きゅうりは、1cmくらいの輪切りにします。
それぞれの厚さは、薄くても、厚くてもOK。
大き目がよければ、乱切りでも大丈夫です。 - しょうがを切ります。
しょうがは1~2mmくらいの千切りにします。 - 1、2をジッパー付き保存袋に入れ、梅酢とみりんを同量入れます。
お好みで、梅干しを漬けたときにできる乾燥させた赤紫蘇を一緒に入れます。 - 野菜が調味液にしっかりつかるように、保存袋の空気をしっかり抜きます。
- 冷蔵庫保存で翌日から、おいしく食べられます。
漬物なので、漬ける野菜の種類や量にきまりはありません。
一般的に浅漬けで食べられる野菜なら、何でもOK。
野菜が浸る程度の梅酢とみりん(1:1)で漬けてしまいましょう。
まとめ
紫蘇梅酢があれば、しば漬けを簡単に作ることができます。
なすやきゅうりは漬ける前の塩もみは必要ありません。塩もみをしなくてもしっかり紫蘇梅酢がしみこんで、きれいな赤に染まります。
それに野菜の水分が抜けていないので、野菜本来のみずみずしさも味わうことができます。
紫蘇梅酢が残っていたら、「しば漬け」作ってみませんか。